これまで利用されていなかった身近に存在する河川や水路が持っている力(水流)を活用した発電が、小水力発電です。
小水力発電はダムを用いた貯水式の大規模な発電と違い、小規模な河川や農業用水路など、比較的小さな水流を利用します。その導入ポテンシャル(小水力発電導入の可能性がある場所)は、環境省によると*発電電力が100kW未満の場合、河川部と農業用水路の合計で約30万kW、4725地点あるとされています。
まだ日本には小水力発電ができる可能性を持った場所がたくさん眠っているのです。
*環境省「平成22年度再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査報告書」より
小水力発電はダムを用いた貯水式の大規模な発電と違い、小規模な河川や農業用水路など、比較的小さな水流を利用します。その導入ポテンシャル(小水力発電導入の可能性がある場所)は、環境省によると*発電電力が100kW未満の場合、河川部と農業用水路の合計で約30万kW、4725地点あるとされています。
まだ日本には小水力発電ができる可能性を持った場所がたくさん眠っているのです。
*環境省「平成22年度再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査報告書」より
小水力発電は水流の落差(高低差)と流量があれば年間を通して安定した発電ができるので、太陽光発電や風力発電と比べて天候による影響が少ない
という特長があります。
小規模な河川や農業用水路、また工場排水や上下水道施設には小水力発電を行いやすいポイントが多く存在します。
小規模な河川や農業用水路、また工場排水や上下水道施設には小水力発電を行いやすいポイントが多く存在します。
河川 | 農業用水路 | 水処理施設 | 排水施設 |
小水力発電は身近で利用しやすく、非常に大きなポテンシャルを持った発電として各地で導入が進められてきましたが、塵芥の流入に弱いという弱点が指摘されています。実際に、塵芥が取水口の閉塞を招いたり水車に絡みつくなど、発電量の低下や故障を引き起こす要因となっています。 日本エンヂニヤはこの度、水道施設を中心に全国で数多くの納入実績を誇り、水道水の取水確保と安定供給をサポートしているWSSウォータースクリーンの技術を応用し、“小水力発電や農業用水取水に特化した除塵装置”「JJS」を開発致しました。 「JJS」の最大の魅力は“除塵性能”。河川などから流れ込んだ落ち葉や土砂などによる取水口の閉塞を防ぎ、安定した取水量を維持します。「JJS」を “小水力発電”に用いることで、安定した発電と維持管理の負担軽減が可能になります。 |